男性は、女性のこんな言葉で冷める！
心理学では、「人の第一印象は３秒で決まる」といわれています。
はじめて会った３秒で、「かわいい」「誠実そう」「家庭的そうだな」と、相手に対するイメージが決まるというもので、「人は見た目が大事」といわれる理由でもあります。
しかし、美人やイケメンであれば恋愛関係は有利かというと、実際はそのあとのコミュニケーションによって大きく変わってきます。
「結婚相談サイトに登録していて、見合いの希望はたくさん来るんですが、みんな１回会っただけで断られてしまう」との悩みを相談に来られた方がいました。
相談者の方は某女優に似た美人で、結婚相手に求める条件も常識的な範囲であり、お見合い写真とプロフィールだけ見れば、男性からのアプローチが絶えないのもうなずけました。
しかし、相談がはじまって１分もしない間に、相談者の問題点が分かりました。
男兄弟のなかで育ち、職場も男性が多い技術職に就いていたので、言葉づかいが乱暴だったからです。
しかも、早口で一方的に話すタイプであったので、結婚を目的とした男性からすれば、「容姿は合格だけど、一緒に生活するのは無理」と、１回で断るのも無理からぬことでした。
ですが、アドバイスとセミナーを受けて、気をつけて話しをするようになっただけで、結婚を前提とした男性と巡り合えただけでなく、会社の同僚との仲も良好になり仕事もうまくいくようになりました。
このように、知らず知らずに男性が冷める話し方や言葉をいっていて、損をしている女性がたくさんいます。
気になる彼に嫌われないためにも、男性が冷める話し方や言葉を覚えていると良いでしょう。
男性のプライドを傷つけない
男性は女性に比べて、プライドが高い人が多いです。
男性によっては、男性間であればプライドが低いような態度であるのに、女性に対してはプライドが高い人もおり、「男友達に言われるのならば許せるけど、彼女から言われたら許せない」というケースもあります。
そのため、「あなたってダメね」「何回もいってるのにできないの？」といわれると、非常にプライドが傷つけられます。
このような言葉は男性からすると、「無能」といわれているのも同然で、自分の存在価値を否定されているかのように感じてしまいます。
女性からすれば、何度いってもしてくれない男性の方が悪いと思うのは理解ができますが、その際の言葉づかいに気をつけないと、男性の気持ちは冷める一方になります。
男性にダメだしする際には、「要望・理由・対処」の順番に伝えると、比較的スムーズに行きます。
例えば、何度も約束の時間に遅刻してくる彼に、「何回遅刻すれば気がすむの？」といきなり言ってしまうと、ケンカになってしまいます。
ですが、「ちゃんと時間通り来てほしいな。遅れて待っている間は『事故に遭ったのかな？それとも急病になったのかな？』って毎回心配だし。次に連絡なしに遅れたら家に帰って、あなたからの連絡を待つことにするね」と言えば納得してもらえます。
この順番はビジネスで使われる方法で、男性が好む言い方なので男性に受け入れやすいのです。
「明後日の１０時までに商品が１００個必要です。その日に得意先に配布するためで、支店にある在庫を集めれば明日中に用意できます。」と、「要望・理由・対処」の順番だと論理的にわかりやすいからです。
しかし、これを逆に言う女性が多く、「次に遅刻したら帰るからね。毎回心配するのは嫌だもん。遅刻しないでって言ってるのに」と言ってしまうと、「遅刻しないで欲しい」と言うことよりも「次に遅刻したら帰る」という方が男性に強く印象付けられてしまいます。
そうなると、「帰りたかったら帰ればいい」と、男性の気持ちが冷めることがあります。
また、「同僚の○○○さんってかっこいいね」、「あなたより私の方がよく知ってる」と、彼を比較して下に見るのはNGです。
身体的な特徴や学歴など、今の彼が努力しても変えることができないことを、他の人と比べてけなしてしまうと、気持ちが冷めるどころかコンプレックスを植えつけかねないからです。
男性が好意を持つ話し方は？
男性はやはり、「女性は女性らしい話し方」を好みます。
ため口や乱暴な言葉は論外ですが、幼い話し方も大人っぽい男性から、冷めると不評です。
アイドルによくあるぶりっ子口調や、「わたしは～、スイーツが～、好きなんですぅ～♪」といった語尾を伸ばすのは、一部のファンからは好評ですが、アイドル関係の掲示板サイトを見るとほとんど否定的な意見が書かれています。
話している本人はかわいいと勘違いしていても、まわりからするとイラッとしてしまうので、やはり冷めることに繋がりますので、大人の女性にふさわしい口調や言葉にした方がよいです。
良く女性にある失敗が「早口」です。
女性同士だと普通の速さと思える会話でも、男性からすると「あんな早口で話していて、会話の内容についていけているのか？」と思うそうです。
アナウンサーがニュースを読む際のスピードが１分間に３５０文字ほどですが、一般的に１分間で３００文字を超えると早口に聞こえてきます。
ゆっくりと女性らしく聞こえるスピードは１分間に２５０文字ほどといわれており、アナウンサーの速さと比べると７０％くらいになることがわかります。
さらには、女性の会話は１回の話で話題がコロコロ変わるため、男性からすると意味が分からなくなってしまうことがあります。
例えば、「この間、人気のスイーツ店に行ってきたんだけど、すごく並んでいて。で、前に並んでいた人がカップルだったんだけどケンカし始めちゃったんだ。そうそう、そこのスイーツ店はチーズケーキが絶品で、すごくおいしかったんだけど、店を出る時に傘を持ってなくて最悪だった。」とあなたが言ったとします。
彼からすれば、「スイーツ店に行ったんだ。え？ケンカしたカップルはどうなったの？チーズケーキがおいしいのはわかったけど、雨が降ったことはスイーツ店のせいじゃないだろ？」と、あなたが何を言いたいのかわからず彼は混乱をしてしまいます。
脳科学的にみると、男性の場合は「チーズケーキがおいしかった」という結論を言うために順序立てて話をするのですが、女性の場合は「チーズケーキがおいしかった」ことに関係することを、思い出した順に言葉にするために、伝えたいことがムダな話に埋もれてしまいがちになってしまうのです。
そのため、あなたは会話を楽しんでいるつもりでも、彼からすれば要点がない話ばかりでうんざりしていると言うこともありえます。
彼が話をせずにあいづちばかりをうっていたり、意味もなくコーヒーカップを持っていたりしたら、あなたの会話に興味がない証拠なので話題を変えるか、彼に会話をふってみるといいでしょう。
このページでは「男性が冷める女性の何気ない言葉」についてお話しました。
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