本物の男性を見極めるのに必要なもの
夢見がちな女性の中には、「彼氏にするなら、年収は1000万円以上で、顔は菅田将暉みたいにイケメンで、私のことだけを大事にしてくれる人がいい」と高すぎる希望ばかりをいう人がいます。
人間はどこかしら欠点があるからこそ人間らしい魅力があるのであり、完璧な男性はいないというのが現実と言えます。
もし、それだけの完璧な条件を揃えた男性がいるのならば、「本物の理想の男性」ですので、多くの女性が方っておくはずもなく、すでに彼女がいるか、女性に対する評価が厳しくてどんな女性とも付き合わないかの二通りとなるのが簡単に想像できます。
女性が男性に対して高い理想を押し付け、王子様のような男性と結ばれれば幸せになるという考え方を、心理学ではシンデレラコンプレックスと言います。
大なり小なり女性はこういった考えを持っているところがありますが、本物の男性を見極める際に、邪魔となることがあります。
まずは、先入観の一切を捨てることが本物の男性を見極めるための第一歩と言えます。
初めて会った人の印象は見た目で、しかも3秒で決まると言われています。
人間見た目だけではないのは重々わかっていても、イケメンや美人であればそれだけで好印象となります。
しかし、姿の美しさが心の美しさと比例するとは限らず、顔はイケメンでも「性格ブス」ということもあります。
イケメンは何もしなくても周囲がチヤホヤしてくれて、女性の方から寄ってくるため、挫折や苦労といったものを知らないひとも多くいます。
なかには、「女性なんて見た目だけでダマされるバカばかり」と、女性自体を軽蔑したり、人間性を無視すると言ったヒドイ男性もいます。
イケメンのすべてがそんな男性ばかりではありませんが、見た目の良しあしが「本物の男性」の基準にはならないと心に留めておいた方がよいでしょう。
社会的な評価が男性の評価とは限らない
「東大卒」、「有名企業の重役」、「弁護士」、「資産家の息子」などの肩書は、初めて会う場合でもとても分かりやすい特徴といえるので、社会的な地位に直結しやすいです。
そのため、肩書や社会的な地位に弱い人が多くいます。
特に年齢が高い人は肩書に弱いところがあり、結婚を考えている妙齢の女性からすると、交際相手の肩書は気になるところではあると思います。
しかし、人間の価値、「本物の男性」かどうかを見極めるためには、ほとんどの場合で関係がありません。
中卒であっても人の痛みを知っていて他人に優しくできる男性と、東大卒でも人を馬鹿にし続けて見下す事しかできない男性とでは、人間的にどちらが素晴らしいかは言うまでもありません。
同じ学校を卒業して同じ会社に入った2人の男性が、一方は誰からも尊敬される存在で、もう一方は皆から嫌われているというのはよくある話です。
お見合いや婚活パーティーなどでは、男性の肩書や社会的な地位で男性の良しあしの判断をする女性が多いですが、本物の男性を見極めるためには、自分から学歴自慢や肩書自慢をしてくる男性は、それだけでマイナス評価としておく方がいいです。
肩書や学歴などを自慢する男性は自信過剰なタイプが多く、お付き合いに至っても「学歴の低い君に言われたくない」「安い給料しか稼いでいない君には、重役の僕の苦労は分からない」と、女性を軽んじた発言が多くなります。
男性の肩書や年収の良さだけで結婚した女性の中には、「経済的には不満はないけれど、ずっとイヤミばかり言われるので、精神的DVを理由に離婚したい」と、後になって後悔するパターンが多くみられます。
「本物の男性」は、自分が持つ学歴や肩書を受け入れているのですが、人としての評価とは関係ないことを十分に理解しているため、自分から自慢するようなことはしません。
どんなにスゴイ肩書でも、服に着いたおまけのバッチの一つくらいにしか思っておらず、むしろ周りには隠しておく男性すらいます。
しかし、男性がその学歴や肩書を得るためにした努力を、否定することはよくありません。
社会的な評価が高い肩書は、それを得るための努力が多くいるということですので、それに関しては素直に評価しておく方が、女性としての価値を高めることになります。
「本物の男性」とはどんな男性なのか?
容姿や肩書が「本物の男性」を見極める基準とはならないというのは理解できたかと思いますが、「本物の男性」とはいったいどんな男性なのでしょうか?
人によって基準が変わってくると思いますが、一番分かりやすい言葉に、結婚式の宣誓の言葉があります。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか?」
有名な言葉なので一度は聞いたことがあると思いますが、まさしくこの言葉に集約されていると言ってもいいです。
人生にはいい時も悪い時もあります。
人生がのぼり調子の時には男性の多少の欠点には目をつぶっていられますが、運勢が悪くなった時には相手の欠点ばかりが目にいってしまいます。
「借金に苦しまなければならないのは、あの人のせい」
「いつもイヤミばっかり言ってたあの人の、看病なんてしたくない」
「リストラで会社をクビになったら、一緒にいる価値なんてない」
「子供のために我慢しているけど、結婚をしなければよかった」
と、不満が噴出してしまいあっという間に離婚なんてことになってしまいます。
反対に一番苦しい時を一緒に乗り越えられた男女の仲は強く、多少の事では壊れることはありません。
今付き合っている、もしくは付き合いたいと思っている男性が困難な状況になっているところを想像してみてください。
「事業に失敗して一文無しになってしまった」
「今勤めている大企業を辞めることになった」
「病気で一生寝たきりになった」
それでも、一緒に居たいと思える男性こそが、あなたにとっての「本当の男性」、最愛の人といえます。
つまりは、地位や収入などすべてそぎ落とした男性の中身に対して、純粋に人間として尊敬して愛情が注げるかというのが、本物の男性を見極める基準といえるのではないかと思います。
このページでは「本物の男性を見極めるポイント」についてお話しました。
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